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備前焼天野智也

 岡山県赤磐市に半地下式窖窯を自作築窯。 普段使いにも贈り物としても最適な、シンプルでモダンな備前焼です。

稲わら

工房の周りの田んぼはもう稲刈りが済んだようです。

備前焼とは切っても切れないほど縁の深い稲わら。

稲わら

緋襷(ひだすき)と呼ばれる焼色には、稲わらが必要なのです。
その昔、焼物を重ねて焼く時に間に挟み、
焼物同士がくっつくのを防ぎました。これがはじまりです。

窯の炎によって、土の中の鉄分と稲わらの珪酸が化学反応をおこして発色し、
景色として器に定着します。
稲わらの細い線がまるで赤いたすきを掛けたように写ります。

緋襷

工房では長さの異なる2種類のお米の稲わらを使用しています。
脱穀したあとの稲わらをよく乾燥させ、木槌でよく打ち、柔らかくしてから使います。
この藁打ちの大変なこと。弟子の頃からやってますが、何束も打ちますから
腕が痛くなります。

しかしこの作業の手を抜くと緋襷の模様が曇ります。
打った稲わらの柔らかさが緋襷の線の柔らかさにそのまま写るのです。
打ちが甘く堅いままの稲わらでは、緋襷の線も堅く出てしまいます。

稲わらの品種から打つ堅さまでいろいろと気を使っています。

毎年、稲刈りの時期に稲わらを確保しますが、
最近ではコンバインが稲わらを粉々に刻んでしまうので、
近所の方に頼んで特別に刻まず刈り取って頂いています。

  -やきもの屋 主-



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