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備前焼天野智也

 岡山県赤磐市に半地下式窖窯を自作築窯。 普段使いにも贈り物としても最適な、シンプルでモダンな備前焼です。

窯焚き その2

窯は一人では焚けません。

焚く時間の長さだけでなく、大きい窯なので交替で焚きます。

焼き上がる前までの7日間は二人で二交替します。
【やきもの屋・主】が16時間、助っ人の方、8時間。

窯焚きの最後の1日は【横焚き】といって、横の焚き口4ヶ所をいっぺんに
焚き、温度を上げていきますので、一人だけでは無理があります。そこで‥

備前では、“手間換え”と言って窯焚きの互助があります。
先輩、後輩、友人など窯をもつ作り手5、6人でそれぞれの窯を順番に焚いていきます。
人の窯を手伝い、自分の窯を助けてもらう。
そこには賃金は存在しません。労働で返すのです。
お互いの技術と信頼があっての、ありがたい仲間です。

ウチの窯では最終日の8日目、6人で焚き上げます。
みなさん、今回もお世話になります。よろしくお願いします。m(_ _)m



さて今日の窯焚き。

窖窯(あながま)、後部

まず窯の中の湿気を取り除く、【モセ取り】です。
モセとは湿気のこと。

窯の後部の焚き口を開放させて、そこから湿気を逃がします。
この湿気は作品や窯道具などに含まれていた水分です。
この工程をしっかりとしておかないと割れてしまう原因になります。
窯の中の温度と空気の吸い込み具合、湿気の抜け具合。
すべてに気を使いながら薪をくべます。
ゆっくりゆっくり昇温です。

温度計 71℃

以前、このブログで書いた、窯の湿気と焼色の関係についての『湿気』とは
また別次元の『湿気』なのです。こちらの事はもっと温度が上がってからのお話。
またその時に…

  -やきもの屋 主-


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