備前焼天野智也

 岡山県赤磐市に半地下式窖窯を自作築窯。 普段使いにも贈り物としても最適な、シンプルでモダンな備前焼です。

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2011窯焚き

火入れ24時間を過ぎ、ようやく100℃超。
ゆっくりゆっくりと熱を伝えていきます。

温度計

時間をかける訳は、湿気を抜くためともうひとつ。
それは『細かな灰を窯の奥の方まで飛ばすため』です。

どういうことかといいますと‥
温度が低いこの時間帯の窯は、燃料の薪が燃える時に吸い込まれていく空気の量が少ないので
窯の中の空気(熱風)の流れも遅くなります。
備前焼の焼色に欠かせない薪の灰もこの熱風によって飛ばされて作品に付着してゆくのです。

温度が低い時に飛ぶ、キメの細かな灰は美しい色を作品に映してくれますが
窯内の熱風の流れが速いと作品に付着する灰の乗り方が違ってきます。
つまり、あまり速い流れだと細かな灰が作品に巧く乗りづらくなるということです。
緩い流れで得る焼色を出すため『ゆっくり温度を上げる‥』この時間が必要なのです。

窯後部


だんだん温度が上がるにつれて、窯内の熱風の流れは速さを増していきます。
すると今度は勢いのある灰の付き方をしだします。
よくいう『炎が走ったような…』跡が作品に映し出された焼色。
こういう作品もこの窯で焼きます。

窯の中のどの場所でどういう焼色を出すのかを把握し作品を詰めます。
火の流れだけでなく、速さも考慮に入れて。
そして窯を焚きます。


-やきもの屋 主-


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